「ドライヴ」
日本では、本作と「スーパー・チューズデー 正義を売った日」、主演作が2本同時に公開中の、ライアン・ゴズリングが、孤高のヒーローを演じる快作。
本職は、ちっぽけな自動車修理工場の、修理員、で、ただひとりの同僚というか、雇い主が、もともと映画のスタントマンだったためか、映画でのカー・スタントのアルバイト、さらには、ひとりで、強盗の逃走用アシスト・ドライヴァー。
クールなハードボイルド快作。その主人公のゴズリング、今までのアクションものヒーローと違って、おとなしめの、一見草食系ヤサ男なのは、時代か。いやそもそも「ザ・ドライバー」ライアン・オニールも、あの時代の草食系風貌だった。
常に座席に固定されているドライヴァー、フロントガラスを通して、外界に視線を固定する。それよりは、はるかに消極的だが、椅子に固定されて、眼前のスクリーンを注視する映画ファンは、ある意味では、似ているのかも(笑)。まあ、ドライヴの主体と客体という、大いなる違いはあるのだけれども。
この草食系ヒーローと、「疾走する純愛」なるキャッチ・コピーにだまされる?と、結構暴力描写連発、えぐいスプラッタ(まあ、見慣れている映画ファンには、たいしたことないんだけどね)、見慣れていない女子は、終映後、キャーキャー言っておりましたな。
質屋?に強盗に入る。盗んだ金は、ちっぽけな質屋には不相応な100万ドル。実は、マフィアの隠し金。マフィアの金なんて盗んだら、関係者は皆殺しだ、かくて、悪党たちの内ゲバが始まる。殺される前に、殺せ、と。
いやあ、こんな映画、今までに何本見たろう。紋切り型の極致。「ザ・ドライバー」だったり、何本ものジャンル映画の傑作を、あるいは凡作を、お勉強して、なぞる。ぼくは思いつかなかったが「シェーン」との近親性も言われている。人妻とその子供への、無私の奉仕こそが、アクションを起動させる。
ほどほどの才能のある映画作家が、<スタイリッシュ>で、<クール>な映画を作る。そうすると、ありとあらゆるいにしえの映画を参照しているから、どのシーンもどのシーンも、似てくる。それは、仕方ない。そのなかでは、面白い映画になったと思う。
なお、本作は有楽町イトシアの、コンマい映画館で見たのだが、これがデジタル素材による上映。シネスコサイズなのだが、画面の上下が切れて、黒味がある。つまり、この映画館のシネスコ・スクリーンサイズより、若干小さく、デジタル素材の<マスクが切って>ある。
フィルムから技術は進化している(はずの・笑)デジタル素材なのに、きっちり画面を埋められない。サイズを合わせられない。はたして技術は進化しているのか。退化しているのか。
童顔の、泣き顔が似合うキャリー・マリガン(「私を離さないで」が印象に残る)が、薄幸の人妻役。アメリカ映画にしては、珍しく、ヤラない。そこら辺が疾走する「純愛」たるゆえんか。
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クールなハードボイルド快作。その主人公のゴズリング、今までのアクションものヒーローと違って、おとなしめの、一見草食系ヤサ男なのは、時代か。いやそもそも「ザ・ドライバー」ライアン・オニールも、あの時代の草食系風貌だった。
常に座席に固定されているドライヴァー、フロントガラスを通して、外界に視線を固定する。それよりは、はるかに消極的だが、椅子に固定されて、眼前のスクリーンを注視する映画ファンは、ある意味では、似ているのかも(笑)。まあ、ドライヴの主体と客体という、大いなる違いはあるのだけれども。
この草食系ヒーローと、「疾走する純愛」なるキャッチ・コピーにだまされる?と、結構暴力描写連発、えぐいスプラッタ(まあ、見慣れている映画ファンには、たいしたことないんだけどね)、見慣れていない女子は、終映後、キャーキャー言っておりましたな。
質屋?に強盗に入る。盗んだ金は、ちっぽけな質屋には不相応な100万ドル。実は、マフィアの隠し金。マフィアの金なんて盗んだら、関係者は皆殺しだ、かくて、悪党たちの内ゲバが始まる。殺される前に、殺せ、と。
いやあ、こんな映画、今までに何本見たろう。紋切り型の極致。「ザ・ドライバー」だったり、何本ものジャンル映画の傑作を、あるいは凡作を、お勉強して、なぞる。ぼくは思いつかなかったが「シェーン」との近親性も言われている。人妻とその子供への、無私の奉仕こそが、アクションを起動させる。
ほどほどの才能のある映画作家が、<スタイリッシュ>で、<クール>な映画を作る。そうすると、ありとあらゆるいにしえの映画を参照しているから、どのシーンもどのシーンも、似てくる。それは、仕方ない。そのなかでは、面白い映画になったと思う。
なお、本作は有楽町イトシアの、コンマい映画館で見たのだが、これがデジタル素材による上映。シネスコサイズなのだが、画面の上下が切れて、黒味がある。つまり、この映画館のシネスコ・スクリーンサイズより、若干小さく、デジタル素材の<マスクが切って>ある。
フィルムから技術は進化している(はずの・笑)デジタル素材なのに、きっちり画面を埋められない。サイズを合わせられない。はたして技術は進化しているのか。退化しているのか。
童顔の、泣き顔が似合うキャリー・マリガン(「私を離さないで」が印象に残る)が、薄幸の人妻役。アメリカ映画にしては、珍しく、ヤラない。そこら辺が疾走する「純愛」たるゆえんか。
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